1-B05 VR環境向けの焦点座標を用いた3次元バブルカーソルの評価
平井李音(筑波大),鈴木健介(筑波大),山口泰生(筑波大),志築文太郎(筑波大)
概要
3 次元的なポインティングを要求される VR 環境においてはターゲット群が異なる奥行にて表示されるため,ターゲットが他のターゲットに一部遮蔽,あるいは完全に遮蔽されることによりオクルージョン問題が生じるため,サッケード運動によるポインティング性能に対する悪影響は顕著に表れる.そこで,我々は動的エリアカーソル法の 1 つである Bubble Gaze Cursor を 3 次元に拡張した VR 環境向けのポインティング手法を実装している.本手法ではユーザの焦点座標に最も近いターゲットが注視され続けるためサッケード運動の影響を軽減でき,同時にオクルージョンによる影響も軽減される.今回,本手法を他手法と比較する評価を行った.またその結果に基づき本手法を改良したので,これらの結果を報告する.
資料
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デモプレビューにて用いたスライド
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